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Blue Mosaic Works

カフェの床にモルタル仕上げを選ぶ理由と注意点

執筆: Blue Mosaic Works ·
カウンター席が続く、落ち着いたカフェの店内(イメージ写真)

継ぎ目のない表面が空間に与える印象と、施工後のメンテナンスについて

カフェの内装を計画するとき、床の素材選びは空間全体の印象を大きく左右します。モルタル仕上げは、継ぎ目のないフラットな表面と、素材そのものの色味が特徴です。タイルやフローリングとは異なる質感が、空間に独特の落ち着きをもたらします。ただし、施工後のメンテナンスや注意点を知らずに選ぶと、開業後に困ることもあります。

モルタル床の特徴と、カフェに向いている理由

モルタルはセメントと細骨材(砂)を水で練り合わせた素材です。床面に均して研磨することで、継ぎ目のないフラットな表面が生まれます。タイルのように目地が走らないため、視覚的にすっきりした印象になります。

カフェの床に採用されることが多い理由のひとつは、色の自由度です。セメントの配合比や顔料の添加によって、グレー・ベージュ・テラコッタ系など、さまざまなトーンに調整できます。既製品の素材では出しにくい、微妙な色味を実現できます。

施工の工程と、乾燥に必要な時間

床面のモルタル施工は、下地の確認から始まります。既存の床材の状態、水平の精度、下地の強度を確認し、必要に応じて補修を行います。その上にモルタルを均し、硬化後に研磨して表面を整えます。

乾燥には一定の時間が必要です。施工後、歩行可能になるまでに通常2〜3日、シーラーの塗布と完全硬化まで含めると1週間程度を見ておく必要があります。開業スケジュールに合わせて、施工時期を逆算することが重要です。

施工後のメンテナンスと、汚れへの対処

モルタル床は、施工後に浸透性シーラーを塗布することで、汚れの染み込みを防ぎます。ただし、シーラーは永久的なものではなく、使用状況によって数年ごとに再塗布が必要になります。

日常のメンテナンスは、乾拭きまたは固く絞った布での水拭きが基本です。酸性の洗剤(クエン酸系など)はセメントを傷める可能性があるため、中性洗剤を使用してください。コーヒーや油汚れは早めに拭き取ることで、シーラーが機能している間は染み込みを防げます。

モルタル床は、選んだ後の付き合い方を知っておくことで、長く使える素材です。施工前に現地の状態を確認し、用途に合ったシーラーの種類を選ぶことが、仕上がりの満足度につながります。

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